「学校崩壊」原因で自殺は労災…大阪地裁判決(読売新聞)

 堺市立中学校で1998年、女性教諭(当時51歳)が自殺したのは、生徒から受けた暴力や学校の支援不足が原因だったとして、教諭の夫(63)が、公務災害と認めなかった地方公務員災害補償基金(東京都)に処分の取り消しを求めた訴訟の判決が29日、大阪地裁であった。

 中村哲裁判長は「精神的ストレスが積み重なった状態にあった。公務の過重性は肯定できる」として、処分の取り消しを命じた。

 判決によると、女性教諭は96年4月に同中学に赴任したが、97年6月頃にうつ病を発症。休職中の98年10月に自宅で首をつって自殺した。夫は2000年10月、同基金大阪府支部長に公務災害認定を求めたが認められず、08年10月に提訴した。

 97年当時、同中学では、生徒がプリントで紙飛行機を作って飛ばすなど授業が成り立たない状況だった。また、女性教諭は男子生徒に腹を殴られるなどした。

 判決で中村裁判長は、学校側が加害生徒を十分指導せず、形だけの謝罪で終わらせていたことなどを挙げ、「事なかれ主義的な対応に、女性教諭は憤りと孤立感を深めた」と指摘した。

 同基金は「判決内容をよく検討したうえで、今後の対応を検討したい」としている。

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名古屋市議会 減税条例修正案を可決 市長と全面対決に (毎日新聞)

 名古屋市議会の2月定例会は24日、昨年末成立した市民税減税条例を「10年度限りの適用」とする修正案を可決するなど、河村たかし市長の公約や政策を否定する議決を繰り返し、閉会した。市長サイドは市長支援5団体の代表らが同日夕、市役所内で記者会見し「議会はひどすぎる」と非難、市長と議会は全面対決に入った。

 減税条例修正案は同日の本会議で提案した。民主市議が「深刻な財源不足を招き、生活や福祉に重大な影響を及ぼす疑念が出ている」と理由を説明。民主、自民、公明などの賛成多数で可決した。

 10年度当初予算案も修正案を可決。減税効果をPRする新規の「住んでちょう!ナゴヤ大作戦」(7500万円)など市長がこだわる事業をカットし、行政改革により廃止される予定だった「第3子以降の保育料無料化」(2億8000万円)などを復活させた。

 一方、議員定数(75)と報酬(月額99万円)を半減させるなどの市長提出議会改革4条例案はすべて否決。さらに市事業の委託業者選定で市長らの不当な圧力があったとして、真相解明のための地方自治法に基づく百条委員会設置も決めた。【岡崎大輔】

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「頭にべっとりと血だまりが…」 被害者の調書が事件を再現(産経新聞)

【法廷ライブ 秋葉原殺傷 第5回公判】(3)

 《事件で亡くなった川口隆裕さん、Aさんらと行動をともにしていた際、加藤智大(ともひろ)被告(27)のトラックにはねられた男性被害者Bさんの供述調書の読み上げは、被害に遭う直前の状況で一度、途切れた。弁護側が証拠採用に同意しなかった事件の核心部分は読み上げられず、検察官は、トラックにはねられ、刃物を持った加藤被告が現れた直後の部分から読み上げを再開した。加藤被告はうつむき加減で身じろぎもしない》

 検察官「それで私は刃物を持っている男がいなくなったと思い、川口君とA君を探し始めました。川口君の周りには人が何人かいて、心臓マッサージをしていました」

 「川口君の頭の辺りはべっとりとした血が血だまりになっていて、目は瞳孔が開いた感じになっていました。素人目にも、とても危ない状態と思いました」

 「さっきまで一緒に話しをしていたのに、まるで悪い夢を見ているみたいで現実と思えず、どうしてよいか分かりませんでしたが、とにかく『川口、川口』と叫びました。C君も同じように川口君の名を呼んでいました。でも反応はありませんでした」

 「その後A君を見つけ、周りの4〜5人の人とA君をあおむけにし、その場にいた人がA君に心臓マッサージを始めました。A君は川口君と同じように口から血が流れ、着ていた服は、はだけていました。さっきまで話していたA君がこんな状態になっていることが信じられませんでした」

 「A君は目を閉じていたので(瞳孔が開いていた)川口君より良い状態なのではと思いました。助かってほしいと思いながらA君の名前を呼びました」

 「川口君とA君の間を行ったり来たりしました。川口君の生気のない目が私を見つめているように感じました。『助かるのでは』と思い、助かるように祈っていました」

 《その後、けがをしていたBさんはAさんとともに病院に搬送され、手当を受けた。その病院でAさんの容体がBさんに告げられた》

 検察官「A君について『非常に厳しい』と伝えられました。私はとっさに逃げることができましたが、逃げられなければ殺されたはずです」

 「その後、私は川口君とA君の通夜や告別式に参列し、それぞれ弔辞を読ませていただきました。まだ2人が亡くなったことが信じられない気持ちです」

 「事件後にカラオケに行ったとき、川口君がその場にいないことに気付き、亡くなってしまったんだと思いました。それでもまだ信じられない気持ちです」

 「大学の食堂では今もA君がいつものようにニンテンドーのゲーム機DSを持って現れるのではないか、と思います」

 「川口君とA君と会い、他愛もない話しをしたいです。2人が続きを楽しみにしていたマンガや映画を見せてあげたいです。2人はまだ若くやりたいことがたくさんあったはずです。犯人には当然極刑を望みます」

 「犯人は人生に絶望していたという報道がありましたが、『どうして川口君やA君を巻き込んだのか』『どうして1人で死ななかったのか』と言ってやりたいです」

 《友人を突然失った悲しみが切々とつづられた調書。続いて、Bさんの証人尋問に移る。加藤被告から証人を遮る遮蔽(しゃへい)用のついたてが置かれた。ついたての向こう側でBさんが席に着く気配がした。宣誓の後、検察側の尋問が始まった》

 検察官「平成20年6月8日午後0時30分ごろ、ソフマップ前の交差点で、あなたは信号を無視して突っ込んできたトラックにはねられ、けがを負いましたね」

 証人「はい」

 《大型モニターに現場交差点の地図が映し出される。検察官が、被害に遭ったときのBさんらの位置関係を確認すると、Bさんがゆっくり説明する》

 証人「私の左隣にCさん、後ろに川口君とA君がいました」

 検察官「前の2人と後ろの2人はどのくらい離れていましたか」

 証人「1メートルも離れていなかったと思います」

 検察官「横断歩道を横断中に何か起きましたか」

 証人「私たちの進行方向にいる人たちがにわかに騒ぎ出して様子がおかしく、右手方向を見たら、トラックが突っ込んでくるのが見えました」

 検察官「あなた方は、まだ横断歩道を渡りきっていませんでしたか」

 証人「はい」

 《この後、検察官は突っ込んできたトラックの様子を詳細に尋ねていく。加藤被告は時折、手で首筋に触れるなどするが、あまり動かない》 =(4)に続く

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押尾被告にMDMA譲渡の友人に懲役1年の実刑(産経新聞)

 合成麻薬MDMA使用後に知人女性が死亡した元俳優の押尾学被告(31)による保護責任者遺棄致死事件で、押尾被告にMDMAを譲渡したとして、麻薬取締法違反罪に問われた友人のネット販売業、泉田勇介被告(31)の判決公判が12日、東京地裁で開かれた。田村政喜裁判官は泉田被告に懲役1年(求刑懲役1年6月)の実刑を言い渡した。

 初公判で検察側は、泉田被告から譲渡されたMDMAを、押尾被告が飲食店従業員、田中香織さん=当時(30)=と一緒に飲み、その後、田中さんが死亡したと指摘。また、押尾被告から田中さんへのMDMA譲渡をほのめかすメールについて、警察への言い訳の方法を押尾被告から相談されたとする泉田被告の供述調書を明らかにした。

 押尾被告は保護責任者遺棄致死罪や田中さんへの薬物譲渡を否認する方針だが、泉田被告は被告人質問で「ありのまま話し、罪を償ってほしい」などと述べている。

 起訴状によると、泉田被告は昨年7月31日、東京・六本木ヒルズのマンションでMDMA約10錠を押尾被告に譲渡した、とされる。

 押尾被告は同年8月2日、同じマンションで一緒にMDMAを飲んだ田中さんの容体が急変したのに、適切な救命措置を執らず死亡させた、などとして起訴された。

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三菱化学火災 2人を業過致死罪で略式起訴 水戸区検(毎日新聞)

 茨城県神栖(かみす)市東和田の三菱化学鹿島事業所で07年12月、下請け会社の社員4人が死亡した火災で、水戸区検は5日、当時の同事業所グループマネジャーの男性(41)ら2人を業務上過失致死罪で水戸簡裁に略式起訴した。簡裁は罰金100万円の略式命令を出し、2人は即日納付した。県警は09年3月、当時の事業所長を含む計8人を同容疑で書類送検したが、区検は「火災に直接責任があるのは2人」として残る6人は不起訴処分とした。

 起訴状によると、グループマネジャーら2人は07年12月21日午前11時半ごろ、第2エチレンプラント分解炉(11階建て、高さ40メートル)の10階で、オイルが流れる配管のメンテナンス作業中、十分な安全確保を怠り、可燃性のオイルを噴出させて発火させた。この過失により、千葉県銚子市、内田学さん(当時27歳)ら4人を焼死させたとしている。【原田啓之】

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<EF510>JR旅客初の新型電気機関車を公開 寝台特急用(毎日新聞)

 JR東日本は3日、東京都北区の田端運転所で、JR旅客各社で初めてとなる新型電気機関車EF510を報道公開した。上野と札幌を結ぶ寝台特急「カシオペア」「北斗星」などのけん引用で、すでに1号機は昨年12月、2号機が1月に同運転所に配属され、営業運転に向け走行試験を行っている。

【写真特集】公開されたEF510や様々な電気機関車が並んだ様子

 EF510は全部で15両製造し、うち2両は「カシオペア」用の特別塗装になる予定。機関車公開に併せ、現在上野駅を発着する寝台特急列車をけん引するEF81とEF64も、北斗星やあけぼのなどのヘッドマークをつけて公開された。【松田嘉徳】

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小中学校7割が実施へ=学力テスト、11県で全校参加−文科省(時事通信)

 文部科学省は4日、小学6年、中学3年を対象に行う2010年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を73.2%の小中学校が実施すると発表した。今回から約3割の学校を選んで結果を集計する抽出方式となるが、抽出から外れた学校でもテストの利用を希望した市町村が多かった。秋田、高知など11県ではすべての公立校が参加する。
 鈴木寛副大臣は「当初想定した通りのニーズがあった。希望すればテストを利用できる仕組みを導入してよかった」と話した。
 文科省によると、対象学年がいる全国の公立校3万1580校のうち、同省が集計するのは30.9%に当たる9751校分。残った公立校でも6割強の1万3794校がテスト利用を希望し、抽出校を合わせた公立の実施率は74.6%となった。
 都道府県別の実施率はばらつきが大きく、県レベルでの採点・集計を予定している高知などが100%だったが、最も低い愛知は25.4%となった。 

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